親が高齢になると、実家に物が溢れ「片付けなければ」と感じながらも手がつけられないご家庭は多いです。特に「親がまだ元気なうちに片付ける」ことが、転倒予防・万一の手続きをスムーズにする意味でも重要です。 片付けをスムーズに進める最大のコツは「親の同意と参加」を得ることです。子世代が勝手に捨てると後でトラブルになります。「一緒に整理しよう」と誘い、本人に「使う・使わない・思い出として残す」を決めてもらいましょう。 進め方の手順:①まず「危険なもの」を優先(転倒につながる床のものを片付ける)②小さな引き出し一段・棚一段など「小さな単位」から始める③一日に片付ける量を決めすぎない(疲れると続かない)④「捨てる」ではなく「引き受ける・譲る・活かす」という言い方をする。 実家片付けの専門サービスも増えています。「生前整理サービス」「遺品整理士」が在籍する業者では、本人の意思を尊重しながら整理のサポートをしてくれます。費用は規模によりますが5〜30万円程度が目安です。相見積もりをとって信頼できる業者を選びましょう。 片付けと同時に「重要書類の場所の確認」も忘れずに。預金通帳・保険証券・権利書・年金証書の保管場所を家族で共有しておくと、万一のときに慌てずに済みます。