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暮らし・住まい

老老介護の現状と対策

高齢者が高齢者を介護する「老老介護」は、今や日本の介護の半数以上を占める現実です。「夫が妻を介護する」「80代の親を60代の子が介護する」——介護者自身も高齢であるがゆえに、体力的・精神的な限界が訪れやすく、共倒れのリスクが高い状況です。 老老介護が深刻な理由:①介護する側も体力・認知機能の低下がある②「家族のことは家族で」という意識が強く、外部サービスを頼りにくい③共倒れになってから発見されるケースも多い。厚生労働省の調査では、老老介護世帯の約半数以上が介護サービスをほとんど使っていないというデータもあります。 対策の基本は「早めに外部サービスとつながること」です。①地域包括支援センターへの相談(民生委員・ヘルパーとの接点を作る)②デイサービスの活用(介護される側だけでなく介護する側の休息のため)③訪問介護の利用(ヘルパーに入ってもらうことで生活を支える)④近隣・親族への現状共有(孤立しないネットワーク作り)。 介護する側が先に体調を崩したときのための「緊急プラン」を作っておくことも重要です。「もし私が入院したら誰が介護するか」を事前にケアマネジャーと話し合い、ショートステイの手配や緊急連絡体制を整えておきましょう。 老老介護は「2人とも助けを必要としている状態」です。どちらか一方だけでなく、夫婦・家族全体を支える視点でサービスを活用することが共倒れを防ぎます。

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