「親の介護のために仕事を辞めるしかないかもしれない」——そう感じている方は多いです。しかし介護離職は経済的にも大きなリスクです。できる限り仕事を続けながら介護する方法を考えましょう。 法律上の制度:①介護休業(93日・3分割可能)②介護休暇(年5日・対象が複数いる場合は10日)③所定外労働の制限(時間外労働を断れる)④深夜業の制限⑤転勤の配慮。これらは雇用均等・児童家庭局や会社の人事部に確認しましょう。 在宅勤務・テレワークが普及した今、介護と仕事の両立は以前より現実的になっています。会社に「介護のために在宅勤務を増やしたい」と相談してみましょう。 介護サービスをフル活用することが両立のカギです。デイサービス(日中は施設で過ごしてもらう)、訪問介護(ヘルパーに昼食・服薬管理を依頼)、見守りカメラ(職場から様子確認)を組み合わせることで、仕事中の不安を減らせます。 「介護のことを職場に言えない」と隠している方も多いですが、早めに上司に状況を伝えておくことをおすすめします。突然の欠勤・早退が続くよりも、事前に伝えて理解を得ておくほうが長く働き続けられます。